自分史 10 面接奇談

面接に行った会社のクスダ事務機(改称:株クスダ)は、世界中から事務機輸入の商社で、 旧NHK近くの西新橋にあり明電舎(大崎)に比べ飲食店も多く華やかであった。 面接で真ん中に座った一番偉そうな禿げたおじさん(常務)から、最初の質問が「君は ジャズ喫茶に週に何回行くかね。」ときた。当時ロカビリー全盛期でジャズ喫茶がライブ 場所であり、実態の知らない人達は「不良のたまり場」程度の理解であった。いきなりの 強烈なカウンターパンチを食らい「行ったことがありません[本当)」と答えるのが 精一杯で後はどんな受答えをしたか全く記憶にない。すっかり諦めて帰宅すると「採用」の 電報が届いた。入社して驚いたことが二つあった。