自分史2 クレーム処理係

長い生活経験から「人生において遭遇したことに意味のないことはない」と実感している。 35年間勤務した会社で、技術部門に12年間所属した。時々先輩が保守契約の不履行など 顧客とトラブルを起こすと、何の関係もない私が交渉役にさせられた。本来は管理職の 役割と思ったが「上司を出すのは部下のハジ」(それだけのプライドがあるなら先輩の お前が行け!)という社風であった。むろん「何故、私が行かなければならないのか」と 強く抗議したが、何度も頭を下げられ渋々訪問した最初の相手が三菱銀行(現、三菱東京 UFJ)であった。課長、係長、担当者5~6名が待機していた。先方は肩書もなく担当者 でもない20代前半の若造が一人だけの訪問に少し驚いた様子であった。言い分んをすべて 聞き解決できた。 この経験から「クレーム処理係」を背負わされてしまった。しかし、この経験が営業、商事 部門に配属になった時に役にたつとは・・・。